Chime of Shigan

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工作

工作案件のご紹介(京のお菜どころ 狐兎)

だいぶ時間がかかってしまいましたが、工作案件が完成しました。
作っていたのは、「京のお菜どころ 狐兎」さんのメニューでした。

今年3月頃、懇意にしている茗荷谷の「Verve Bar 小石川」さんのメニューを、発注を受けて作ったのですが、たまたま飲みに来られたご店主に「このメニューは誰が作ったんだー!」と高くご評価いただき、ご紹介いただいたのがきっかけです。

京都のおばんざいらしい、上品・上質でありつつも家族的な親しみやすいものに。また、まっすぐな仕事ぶりを伺わせるような、派手さを抑えたものでありながら、その中に清新かつユーモアをどこかに感じさせるものにしたいと考え、形にしたのがこちらです。

表紙は、幾重にも紙を張り合わせ、そのたびに揉み込むことで、自然なシワとヤレ感を出しています。

店名の紙は、ちぎって四辺を毛羽立たせてから張り付け。母親の針仕事のような手作り感を出しています。

お酒専用のメニューなので、背の留め具は、瓶の栓の形をした金具で。これ、実はボタンなのです。

おいでやす、と柔らかな京ことばでお出迎え。

日本酒や焼酎は、仕入の都合上、どの銘柄もすべて常備できるわけではありません。欠品があったり、急きょ珍しいものが入手できたりするため、お酒の名前はカード式になっていて、差し替えることができるようになっています。

焼酎は、ボトルで提供可能なものは「ぼ」と書いたボトルアイコン、グラスのみのものは「ぐ」のグラスアイコンで表示。ちょっとした愛らしい遊び心も。

ビールのような、仕入の影響をほぼ受けないものに関しては、1枚のページに列挙。

ご店主の「お酒の銘柄を差し替え可能にしたい」というご要望を起点として、デザインの設計がなされています。さまざまなアイデアと工夫が凝らされていますので、ぜひお店でお確かめいただけると幸いです。

2012年7月24日3:29 PM 工作